説明: 説明: 説明: C:\Users\op\Documents\hougen\image\tittle.gif  鶴田 功 著

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あ行

あーた あた あんた【貴方 貴男 貴女 貴殿】you ②夫の呼称

あいーろ あうぃーろ あうどかにゃ 会うだろうか ②合うだろうか

あいそもこそもなか あいそもなか あいそンなか

あいちゃがや 在るのだよ 有るのだよ 《牛深》

あいぶ 古語【歩(あゆ)ぶ】 歩く walk ②何かをして廻る

あいもん あえもん《京》 古語【和()へ物】 和え物 vegetable salad

  野菜を酢味噌などで和えた料理 「あいもんなむる」

あえじゃーた あえでーた (雨が)降り出した

あがりまっしょい あがりやっしゅい 仕事を終わりましょう

あがんなっせ あがんなはりまっせ お上がり下さい

あがんなっせ お召し上がり下さい 食べてください

あくしぇうつ あくしゃうつ 持て余す 迷惑する 嫌になる 厄介だ

あぐっゃく 口を大きく開く ②傷が開く

あけはたぐる あけはたげる 開放する 全開する ②広げる

あごうっだす 顎を出す へたばる くたばる 伸びる

あさっぱち …ぱら …ぱり …ぱる 古語【朝腹】 早朝 ②朝食前

あしぇ(せ)がる あしぇ()【焦る】 急き立てる 気をもむ

あしふみざきもなか あしふみざきゃなか 踏み入る隙がない

あじもささらもなか あじもせせらもなか 味気ない

あすーっさるく あすっさるく 遊び回る

あすびほどき 遊び半分に 不真面目 不熱心

あたする 古語【徒(あた・あだ)】 悪戯をする 邪魔する 無益なことをする

あたンなる あちゃンなる あてんなる 古語【徒(あた・あだ)】 邪魔になる

あったりーろ あったりろ あったろかい あっただろうか

あっちゃこっち あっちゃこっちゃ《京》 反対に あべこべに

あてンかわンひっちごうた 当て違いした 期待外れた

あとじぇ(ぜ)【後塞()き】 出入り後、戸を閉めること 戸で塞ぐ

あとしのべ【後忍べ】settlement 後片付け ②見苦しいものを隠す

あゆうで あゆで 古語【歩(あゆ)ぶ】walk 歩いて

あよわしい あよわしか 貧弱だ 不安だ

るうてへーとく 洗って干しておく

あんつれ あの連中 ②あの種類 一連の

あんて あの種類 ②あの型式 ③あの手法

あんばンよか あんびゃンよか あんべンよか【塩梅(あんばい)

 塩加減がよい ②具合がよい 調子がよい 体調がよい

 

い行

いいきかする よく言って聞かせる 言い諭す

いいらん 言えない ②言う訳にはいかない

  言うに忍びない 《御所浦 竜ヶ岳》

いうっきかする いうてきかする 言って聞かせる 言い諭す 教える

いうっしぇ(せ) 言うので 言うから 《佐伊津》

いうっちゃがや いうっちゃんば 言うのだよ 《牛深》

いうっぱい いうっぱなー いうっぺー 言うよ 《佐伊津》

いうっゑ いうっゑっか いうてゑっか 言ってから 《下浦 新和》

いうとむなか 古語【言いとうもなし】 言いたくもない 無益なこと

いかした いきなした お行きになった 出掛けられた 《京》

いかす いかっす 上代敬語【行かっしゃる】 お行きになる

いかす【活かす】revive 生かす ②養殖する

いがわ《日ポ》 いごう 古語【井川】well 湧水井戸 水汲み場

いきなりーしとる 所作構わないでいる 自然体でいる

いきやっしゅい 古語【行きやしょう】 行きましょう

いぐぃ【杭】pile 支柱として地中に打ち込む棒

いくけんや いくせんや 行くので 《二江》

いくしぇ() いくっしぇ(せ) 行くので 《佐伊津》

いくとじょん 行くのだよ 《苓北》

いくとてー 行きますよ 行くのに 《鬼池》

いげーた いげた【動いた】 振動 swinging

いけとる 活きている 生きている 《佐伊津》

いじくる いじる【弄る】 弄う 弄ぶ 扱う manage 触る touch

いじくる いじける〈萎ける〉 気が弱くなる ②萎縮する

いたっくる いたてくる 行ってくる

いたっどが いたろうが いたろもん 行ったでしょうが

いっかんぼ いっかんぼう 髪が長く伸びた状態

いっしょれ いっちょれ そこに居れ そのまま居残れ

いっち 古語【一】one 第一に 最も most 《京》「いっち良か」

いっちょく 置く place 断念する 取り残す 放置する 構わない

いっとじょうけ 古語【一斗笽 笊笥】 一斗入りの竹編み笊

いっぴゃこっぴゃ いっぺこっぺ  沢山 enough 大勢 満杯

いどりがく いどりぎゃーとる いどりげーとる 汚れた痕跡が残っている

いらか 古語【苛々し】nervous 気障りに感じる

いらりーろ いりーろ 要るだろうか

いわした いわれた 仰った 〔言った〕の敬語

いわんばん 言わなければならない ②言いつけるよ

いゑー いゑゃー【お祝い】congratulate 《佐伊津 五和》

インガネブ ノブドウ 実は白・紫・紺  ブドウ科落葉灌木

いんなっせんか いんなっせんかなん 要りませんか

 

 

 

う行

うーさもうーさ うーすぎ 大層多い 数量が多い

うーばんがな うーばんぎゃか うーばんげか【大番外】

  大雑把だ 無謀だ 迂闊だ いい加減だ 《日ポ》

うーようか〈鷹揚 大様〉generous 大らか 呑気だ

うえざきンなか〈植え先〉 植える場所がない

うしてつらかす【捨て散らす】 粗末にする

うすう うすうげん うすうに【薄く】 薄目に 薄い加減に

うする 責任を転嫁する 他に荷物を負わせる

うする うせる《京》 古語【失す】 立ち去る 帰る return 去る

うたいかやる 夢中になって歌う

うっくやす うっくゎやす うっこわす【打ち壊す】 壊す break

うっさむる うっさめる 冷める ②興醒める《日ポ》

うっじゃーて うっでーて 丸出しにして 丸見えにして

うったちばれンする 着晴れする ②勃起する

ウベ ウンベ 古語【郁】 アケビ科の常緑灌木(卵形)

うらぎゃーしんみゃー うらげーしんめー 裏返し 裏返しの衣服

うろたえまくる 慌てふためく 狼狽する

うんくっだまる うんくりだまる 古語【吽】

  口を固く閉じる 押し黙る

うんだちかえる 古語【吽】口を結んで仁王立ちになる

うんぶくるい《牛深》 うんぶくるる うんぶくれる 溺れる 水中に沈む

 

え行

えーくろーた えーちろーた えくろーた 酔っ払った

えーさいわい 幸いなことに 好都合にも

えーてゑーた えーといた えーとった 置いていた

エグチ エグチナワ〈家蛇〉 青大将 蛇の一種

エグヮッチョウ エイ 鱏

えしれん 古語【得知れぬ】 至らない 無駄な 余計な

えずらしか 古語【えずい】恐しい 醜い 怖い 不気味

 酷い 凄い 大変 大仰 意外だとんでもない

えだ 古語【肢】四肢 limbs 腕 arm

  ②肩 shoulder《日ポ》

えもんかけ 古語【衣桁】 衣服掛け hanger

 

お行

おいでなっせ おいでなはりまっせ おいでまっせ

  いらっしゃいませ

おうきに《京》 おうけに 有り難う thank you

おうど《日ポ・京》 おうどか おど 古語【横道】

  横着で乱暴 横柄 意地悪

おおきに おおけに 有り難う thank you《京》

おおしあぐる 古語【生し上ぐ】 手を尽くして一人前に育て

オガミダロウ オガンダロ 蟷螂 カマキリ科

おきざきンなか 置き場所がない

おけーっけ おけーてけ 起こして来い ②目覚めさせろ

おごらるる おごられる 叱られる ②怒鳴られる

おしあなンかぜ おしゃなンかぜ 南東の風

おずうだ おずうどる おずだ 目を覚ました

おじぇ(ぜ)ーこつ 難儀なこと 困ったこと 厄介なこと

おちょくる 嘲る 嘲弄する からかう tease 嬲る《京》

おっしゃる 古語【押し遣る】 先に延ばす

てつく【落ち着く】 安堵する 一段落する 落着する

おとろし おとろしい《京》 おとろしか 古語【恐ろし】

  恐ろしい 怖い 不気味だ

おめく 古語【喚く】 大声を出す 叫ぶ cry《日ポ・京》

おらした 古語【御座した】 いらっしゃった《京》

おれーた おれた 下した 下に置いた ②大根を擦った

  ①貯金を払い出した ④新品を使い始めた ⑤魚を捌いた

  ⑥枝を切り卸した ⑦鍵を閉めた ⑧堕胎した

おろみぞか おろむぞか 可愛くない 可愛げがない

おわっとる 生えている 「松茸ンおわっとる」

おんなすか おんなすかなん ご在宅ですか

おんば〈鬼歯〉 脱穀用の農具

 

か行
かーンかんちいた 蚊が刺した (※ 蚊は噛みつかない)

かかええん かかえきらん 抱えることが出来ない 持てない

かからせられん 触れさせるわけにいかない

かきくーきゃー …けー かっくーきゃー …けー 柿を食べるかい

かきたくる かきつらかす 乱暴に書く 無闇に書く

かけい 古語【掛け樋】 樋 水を引く樋

かしぇ(せ)せろ 加勢してください 手伝え

かじぇ(ぜ)ひーた 風邪を患った

かじぇ(ぜ)ひーとる 薬効が無くなっている

がすまんずく 欲張る 独り占めする

かたぐい《牛深》 かたぐる かたげる《日ポ・京》 古語【担ぐ】 

   担う 背に負う shoulder

かち かちあるき 古語【徒(かち)】 徒歩 歩く walk ②手ぶら

カッカラ カックァラ  サルトリイバラ 団子の葉

かっとし かっとしゅ かっとしゅう 片っ端 次々と

ガネビ ガネブ ヤマブドウ  ブドウ科

かびく かぶく 古語【傾(かぶ)く】 ②頭()を垂れる ③歌舞伎を舞う

カボチャ 《カンボジア》Cambodia 南瓜 唐ナス pumpkin ウリ科 瓢箪型

がまだす【我慢出す】 頑張る insist 励む 精を出す

カラスグチ カラスグチナワ  烏蛇 ヤマカガシ

カラスグリ カラスゴウ カラスゴリ カラスウリ

かるう 背負う shoulder 負う bear 負担する be charge 《日ポ》

かろうと 古語【屍櫃(からうと) 空櫃(からひつ)

 神を祀る石の祠(ほこら) 《本町》

がんどぐち 憎まれ口 雑言

がんぶり 満水 液体が容器一杯に満ちる ②満潮 full tide

 

 き行

きーきー〈来来〉 来ながら 道中 道すがら 時々来る

きさんなか 古語【気散じ】relief 構わない ②呑気

キダコ ウツボ科の魚

きつい《日ポ・京》 きつか 古語【きつい】 辛い 苦しい 苦痛

きとく 古語【来と来】 来ている 〔来〕を重ねて強調する

きとらす きとんなす きとんなはる《京》 古語【来て坐す】

  来ていらっしゃる

きばる【気張る】 精を出す 頑張る 働く ②力む 《日ポ・京》

きばんなっせ 頑張って下さい お仕事をお続け下さい

きほうじ〈気放じ〉 気休め 気分転換 息抜き rest 《京》

きもいる 古語【肝煎る】 仲介する 世話する 行き届く

きゃーしんみゃー きゃーしんみゃ 裏腹 裏返し

きよらす きよんなす きよんなはる きよんなる 来つつある

 

 く行

くいそくなう くいそこなう くぃそこなう 生計が立たない

ぐうらしか 古語【愚らし 暗し】哀れだ 可哀相だ ②愚かだ

くぉーい くぉーかい くぉーだ くぉーだな 食べましょうか

クォックォー サルナシ科  野生キウイ

くしぇ(せ)【曲る】bend 変形する 反れ曲がる

くじる 古語【抉(くじ)る】scoop pick 抉(えぐ)る 穿(ほじく)

 穴の中を掻き回す

くたびれる 古語【草臥(くたび)れる】fatigue くたぶるる 疲れる

くちなわ 古語【蛇(くちなは)sneke 〔蛇〕の異名 ②朽ち縄《日ポ・京》

くっだす くっだる 下さる give 《竜ヶ岳 御所浦》

くっちゃいろ くっちゃろかい 来るのだろうか

くらすみ 古語【暗隅】 暗がり 暗い場所

くるびく くるぶく《日ポ・京》 俯く 垂れる hang 傾く lean

クログチ  シマヘビの黒化

ぐゎっかり 思うようにならない 疲れて気が抜ける

くゎっくゎら サルトリイバラ(ユリ科植物)

くわん くゎん 喰わない 食べない 食事しない

くゎんす  古語【鑵子】 お湯を沸かす器具 〔か〕の転音

くんだり【下り】 下り坂 下降傾斜道

 

け行

けー【貝】〔か〕の転音 「けー堀げー行かんけー」《佐伊津 五和》

けぎりゃー けぎれー【毛嫌い】 訳なく嫌う 何となく嫌う

けしなぼり けしねぼり 食料補給のために唐いもを早掘りする

けつまずく けまつるる【躓(つまづ)く】 失敗する しくじる 《京》

けぶり 古語【煙(けぶり) (けむり) smoke 《京》

けんどか 古語【慳貪】 不愛想 邪険 荒っぽい

 

 こ行

コウカ コウカソウ【合歓の木】 マメ科落葉高木

こうくる こうける こうけとる 餓(かつ)える 飢える 欲しがる

こうとか 古語【公道(こうたう)】 地味 plain 質素だ ②身持ちがよい

ゴーヘイ go ahead 前進!(船舶用語) advance ※a-head 前方へ

こがしこ こぎゃしこ こげしこ こしこ 古語【畏(かしこし)】これだけ

こけーけー こけけ ここさんけ こっちゃんけ ここに来い

こじくる こじける《京》 こちくる 凍える かじかむ

ゴスタン go a-stern ※艫 stern 後進 back

こそぐる こちょぐる 古語【擽(こそぐ)る】gag 擽(くすぐ)る 《京》

こち こちかぜ《京》 古語【東風】 東から吹く風

ごちゃー ごてー 古語【五体】 胴体・両手・両足 体全体 ②背中

こなす 訓練する しごく 苛める 弄る grope ②思い通りに扱う

こやらしか こやらしからす 心根が優しい

こらした お出でになった いらっしゃった

こンさむしゃー こンさむせー この寒いのに

こンつれ 古語【連れ】 この種類 kind ②関連 仲間 companion

こンて この手 この手段 ②この型式 ③手法 technique

 

 さ行

さいゑゃーぎ さいわいぎ さわぎ【幸木】 正月飾りの一種

さかしか 古語【盛し】 盛しい 元気だ vigor 壮健だ 達者だ

ささふうさ 近世語【ささほうさ】 ごった返し 目茶目茶

さしでぐち 古語【差し出口】 余計な口出し 《京》

サセッポッポ サセビ サセブ シャシャンボ  ツツジ科

さっしーろ さりーろ なさるだろうか

さっしゃる 差し出す 差し遣る 手を伸ばす

さなぶり さなぼり《京》 古語【早苗(さな)(ぶり)】 早苗振 田植後の宴

さ・みしくる【見付ける】 《松島 御所浦》

さらく さりく さるく さろく 古語【さ・歩く 為歩く】 去る来

  歩き回る 散歩する 彷徨する wander

サルビュウ サルブエ【猿笛】 マンサク科 イスノキ

さわぎ幸木】五穀豊穣祈願の正月飾り

さんくりかえる 転び回る 転倒する

 し行

ジージー ニーニーゼミ

しいとる 好いている 惚れている 〔す〕の転音

しいとる 隙間 空いている あいている時間 〔す〕の転音

しいならん 出来ない する訳にいかない 《竜ヶ岳》

しぇ()しかい …きゃー …けー 繁忙 business 多忙 busy

しぇしぇらしぇられん 触れさせる訳にいかない

しこる【痼る】 威張る ②筋肉が堅くなる 勃起 erection 《京》

じじゃーかぎ じだかぎ【自在鉤】 炉上に鍋などを吊す鉤

じで じでゃー 地面 ground 大地の表面 地べた 《佐伊津 五和》

してゑ してゑっ してゑっか してゑーて しておいて

しゃかし しゃがし 古語【鷺足 下げ足】  竹馬

ジャガタラいもJacatra】 ジャガイモ ジャカルタから渡来 potato

じゃからじゃにゃー じゃからじゃまー 違いないよ その通りだよ

しゃっしゃる 古語【差し遣る】 差し出す 手を伸ばす

しゃばち しゃぶち しゃぼち しゃぼつ しゃぼて 泥水の飛沫

  泥跳ね 迸(ほとばし)り とばっちり spray 飛沫 splash

しゅうる 古語【啜(すす)る】 汁などを吸う しゃぶる

じゅっかり じゅっくゎり 道路の水溜り pool

しょうこつなし しょうことなし 古語【せうことなし】 仕方なく

  手段がなく 止むを得ず 《京》

じょうり《京》じょり【草履】  履物

しょたゆい《牛深》 しょたるる 古語【潮(しほ)()る】 潮解する 湿気る

しょねむ しょのむ 古語【嫉(そね)む】 妬(ねた)む 嫉妬する jealousy 羨む

ジョン 《オランダ語》john 坊や (男児の呼称)

しわぶる 古語【しはぶる】 舐めて吸い取る

 

 す行

すーすーすっ すーすーする 透き間風が入る

すーする 空気が抜ける

ずーんする 汗が引いて寒気がする

ずぐし ずぐっしょ【熟柿】 ②蝉(つくつくぼうし)

ずぐらうつ  (蛇が)とぐろ巻く

すずるる すずれる 溢れる 液体が容器から溢れる

すたむる すためる 古語【壻(した)む 漉(した)む】 水滴を切る 液を垂らす

スッコベー  スッコンベ カワハギ科の磯魚 コウベ

すっちゃい すっちゃいろ すっちゃろかい するのだろうか

すっちゃば 《下浦 新和》 …ばって すっとばって するのだけど

すっちゃんばー するのだ するよ 《苓北 牛深》

すっとじょん するのだ 《苓北》

すっとぞうな するのだよ 《新和》

すっどだ すっどもね すっどもん するだろう する筈だ

するけん するしぇ(せ) しますから

するけんや するせんや するので するから 《二江》

するしぇ() するっしぇ(せ) するので 《佐伊津》

するっぱい するっぱな するっぺー するのですよ 《佐伊津》

するどーもん するだろう 《佐伊津》

するみゃーもん するめーもん しない筈だ しないだろうよ

ずんぶり 古語【ずんぶり】 どっぷり びっしょり浸る

 

 せ行

せーたぐる せーたげる 古語【虐(しへた)ぐ】 苛める 責める

せしかう 忙しく立ち働く ②急いで準備する 《日ポ》

せせくる せせる 《ポルトガル語》xexeru 責める ②扱う 触る

  弄(いじ)る 弄(いら)う ③弄(もてあそ)ぶ ④つつく ほじくる 《京》

せせらせられん 触れさせる訳にはいかない

せなん せにゃん せにゃいかん せにゃならん せんなん せんばん

  しなければならない

せびらかす せぶらかす 近世語【せびらかす】 からかう ひやかす

  嬲(なぶ)る ②弄(もてあそ)ぶ 《京》

せらす せらる せらるる される なさる

せゑーなりやして せゑゃーなりやして お世話になりまして

せんぐり 古語【先繰り】 順を追って 順番に 次第に 《京》

せんば千歯  脱穀用農具

せんぶ (しぇんぶ) せんぼ【蜻蛉】  蜻蛉 dragonfly

せんもん しないよ しなかったよ

 

 そ行

そがんじゃば そぎゃんじゃば そげんじゃば そうだけど

そそめく 古語【ささめく】 囁く 小声で話す ひそひそ話

そどやがや【騒動】 大騒ぎになったよ 忙しかったよ 《牛深》

そめかん そめきもせん 苦しさを我慢して声を出さない

そんてンとばくれい その型式の類いを下さい

そんつれンとンなかろかい その型式の類いは無いだろうか

 

 た行

たーり【二人】 一組 二名 両名 〔ふ〕の省略

だいかおいとな 誰か居るのか 《牛深》

たくう たぐう 古語【貯(たくは)ふ】 貯える 蓄える store 集めておく

ダクマ 手長海老  (川海老の一種)

たじなか 古語【足し無し】 物が不足する 困窮する 乏しい

たぞう〈田族〉 古語【族(ぞう)】 近隣耕作者仲間

たらし たろんべー たるき 古語【垂氷(たるひ)icicle 氷柱(つらら)

だんだん …な …ない …にゃ …ね 有難う thank you 重畳

 

 ち行

ちーっくれ ちーでくれ  注いでくれ 器に料理を装ってくれ

ちーっけ ちーてけー ついて来い 〔つ〕の転音

ちーとっと ちーとる 付いている 付き添っているのだ 傍に居る

ちーノちーとる ちーンちーとる 血が付いている

ちきり  古語【杠秤】 竿秤 天秤式計量器

ちゃーけた ちゃいけた ちやけた 落ちた

ちゃんから ちゃんくゎら 安物 中古品 不良品

ちゃんちゃら お喋り chatter 《宮地岳》

ょうず《京》 ちょっどころ  古語【手水】 洗面所 便所

ちょうな【手斧】  大工道具

ちょくらかす ちょこらかす ちょちょくらかす ちょちょくる

  近世語【ちょがらかす】 冷やかす からかう 嘲奔(ちょうろう)する

ちょん 坊や 男児 boy 《高浜》

ちんかジョンjohn 小さい坊や 小僧

ちんちょ  干し柿 吊るし柿

ちんちろまい ちんちろみゃー 狼狽する 慌てる 大忙し

 

 つ行

つあえる つあゆる つわゆる 落ちる fall 《御領》

つくら 懐(ふところ) 胸の内側 服の内胸

つこくる つこける つっこくる 落ちる 落下する 転倒する

つっかんぐる つっくゎんぐる 引き抜ける 抜け落ちる

つっぱったっじゃがや 落ちたのだよ 《牛深》

つましい 《日ポ》 つましか 辛抱人 倹約家 地味で質素

つめける【躓(つまづ)く】 足先が物に当ってよろける

つらなし〈面無し〉 恥ずかしがり屋

つんぐらめ つんぐるみゃー 蝸牛(カタツムリ) snail マイマイ でんでん虫

つんつらかす 摘み散らす ちぎり散らす

つんぬーで つんのうで 連れだって 一緒に 同行して

つんぶるう 振り払う 振ほどく ②無一文になる 散財する

 

 て行

でーノある でノある 持ちが良い 経済的だ 分量が豊富だ

でーら でゃーら【平】 平地 plain 〔た〕の転音

てごんみゃー てごんめー〈手籠 手駒〉 勝手に 思いのままに

てしゃくゎしゃおえん 手に負えない 始末に負えない

てっくう 古語【木偶(でく)】 木人形 ②不器用者

ててんご てまんご 古語【手転業(ててんご)】 手ずさび 手なぐさみ

てんぐどり 古語【伝供(でんぐ)】 列を作って手渡しで物を運ぶ 瓦渡し

てんげんつう 古語【天眼通】天眼で見透かす力 ②抜け目のない人

  ずる賢い人 手利き 口八丁手八丁

 

 と行

どいじゃもね どいじゃろもん どいじゃん 不都合だよ 気の毒だ

トウジンマメ【唐人豆 異人豆 南京豆】 落花生 peanuts

とうつ たーつ 一つ 二つ 〔ひ・ふ〕の省略

とうみ【唐箕】 とみ 農具 穀物選別機

とかまる【掴(つか)まる】hold しっかり握る ②捕まる 〔つ〕の転音

ドグラ ドンクロ ドンコ科ドンコ 淡水魚  ハゼの仲間

とごゆい《牛深》 とごゆる 馬鹿ふざけして騒ぐ 騒動する

とじぇ(ぜ)んなか 古語【徒然なし】 寂しい lonesome ②退屈

  ③心細い helpless ④手持無沙汰

とっとっと とっとる 確保している 貯えている 残している

とっとっともとっとー 取っていると思っているのか

トビシャゴ  トミシャゴ  鳳仙花  爪紅  ツリフネソウ科

トベラ  匂いの強い蔓 ②女性性器の異臭 stink

どぼくるる どぼくれる 先端が潰れる 鈍角になる

どろくさんみゃー〈泥三昧〉 泥遊び ②泥塗れ 泥汚れ

ドンク【蛙】  ワクド wakudo(両生類動物)《ポ》

どんびゃくしょう 愚百姓 貧農 ②専業農家

 

 な行

なおらい 古語【直(なほ)(らひ)】 神事の後、供物を下げて頂く 《京》

なかなかなか〈中々無い〉 滅多に無い 容易に見付からない

なごうなんなっせ なごなんなっせ 横になってお寛ぎ下さい

なにがなぼしか 古語【何がな欲し】 何か食べたい お腹が空いた

なまンこっじゃか 普通の程度を超えている 大儀だ

なれんぼう  川柳の表皮を削った棒  御幣の原型

なゑぇーとく なゑゃーとく 仕舞う 片付ける ②隠す

なんかなかかな なんかなかきゃー なんかなかな 何か無いか

なんしゅうに なんすっか なんするか 何をしようと言うのか

なんともつくれん なんとンつくれん 何の役にも立たない

なんばんがき南蛮柿】 無花果(イチジク)

 

 に行

にえくさる にえくる【煮え腐る】 煮え過ぎる

にぎる 古語【睨(にら)まふ】睨む glare at 目を怒らして見る

にくじ〈憎事〉 嫌々で反抗的仕種 ②憎まれ口 悪口

にしぇ(せ)【二世】 嫡男 総領息子 長男

にしがめて にしごうで 顔をしかめて

にたうつ 鳥獣が土浴びをする ②転んで土がつく 腰砕けになる

にゅうい …かい …だ …だい …だね 寝ようか 〔ね〕の転音

 

 ぬ行

ぬうだろうにゅう ぬうだろにゅう 飲んだら寝よう 〔の〕の転音

ぬうでみゅうだ (酒を)飲もうよ〔の〕の転音 《佐伊津 五和》

ぬうどっどー 飲んでいるだろう 飲んでいるな 〔の〕の転音

ぬくしぇ()  ぬくしゃー 暑がって 暖かくて

ぬげぐえ 土手崩れ 崖崩れ

ぬすくる ぬすける 知らんぷりする 白を切る 間が抜けている

ぬっか【温い】calm 暑い 暖かい warm 熱い 《日ポ》

ぬびゃーて ぬべーて 伸ばして 長くして 〔の〕の転音

ぬる【寝る】 眠る sleep 横になる 病気する 〔ね〕の転音

ぬんどる 伸びている 〔の〕の転音 「かんげンぬんどる」

 

 ね行

ねー ねる【眠る】 睡眠をとる 寝入る sleep

ねぎる【睨む】 目を怒らす ②見当する 〔に〕の転音 《日ポ》

ねこかたる ねこする お世辞を言う おべっかを言う 諂(へつら)

 阿(おもね)

ネコンシャミセン〈猫の三味線〉ナズナ(春の七草)

ネコンチンチン〈猫の珍々〉  ②猫柳 川柳

ねずむ 抓(つね) pinch ②指先で挟んで強く摘(つま)む 摘む 《日ポ》

ねばり 草木の根 四方に張り出した根

ねんかかい《牛深》 ねんかかる  凭(もた)れ掛かる 背中から寄りかかる

ねんかくる ねんかける 立ち掛ける

 

 の行

のうしなる のうなる《京》 無くなる 減る

のがす 古語【逃がらかす】 逃がす let go ②逃げられる 《京》

のさる 授かる 良いめにあう 思いが叶う 有りつく

のだつ〈野立つ〉 巣立つ ②成長する

のぼする 古語【上(のぼ)す】 逆上する ②夢中になる 好きになる

のみやっしゅい のんまっしょかい  (酒を)飲みましょうか

のんがえ のんげ 己の家 私の家

のんびらーっと のんびりと ゆったり

のんぼいむき《牛深》 のんぼりむき 下座 上座に向かって座る

 

  は行

はえ はえごち はえノかぜ《日ポ》 はえンかぜ 南風

はがま【羽釜】 炊飯用器具  鍔付きの鎌

はげらしか【歯痒い】 焦れったい もどかしい 苛々する 面倒臭い

はしっつらかす はしりまくる 走り回る

はちくる 待てずに来てしまう ②こちらから行く 〔はち〕は接頭語

はつっこう はなし 歯無し 歯が抜けた人

はってく 古語【果て行く】 行ってしまう 帰る ②死去する

バッテラ 《ポルトガル語》 bateira 発動機舟 ②舟形の押し鮨

ばてぐるう 体をばたつかせて暴れる 七転八倒する

はゑーた はゑゃーた 古語【掃(はは)く】 掃()いた 帚木(ははき)で掃いた

ぱん 食べない 《高浜》 「飯ゃぱん。パンなろぷう」

はんずがめ はんぞうがめ【楾】 はんどがめ  水甓 jar

ばんばらげ 囲いがなく見透視がよい所

バンビュー  バイ科の貝  バイ貝

 ひ行

ビードロ 《ポルトガル語》vidro 硝子 glass

ヒガンボ【彼岸花】曼珠沙華《梵語》manjyusyaka

ひぐれさにゃ ひぐれさね【日暮れ】 夕刻に

ひこはゆる. 古語【孫生(ひこは)ゆ】 切株からの発芽する ②長く延る

ひっくゎぬぐ ひっくゎんがす 引き抜く 脱ぎすてる

ひっちゃかましか【喧(やかま)しい】noisy 面倒  しつこい

ひっちゃこっち ひっちゃこっちゃ 本来とは逆に 反対に

ひなたばっこ ひなたぼっこ 古語【日向ぼこり】 日光浴 sun bath

ひまーいらん ひまいらん 古語【隙(ひま)】 間もなく かれこれ

ひまぐらしか ひまぐるしか 目映い 眩しい

ヒヤカシ  ヒバカリ  ナミヘビ科

ひゆうじ ひゆじ 無精者 怠け者 idle fellow ぐうたら 物臭

ひょうくる ひょうぐる ひょうげる 戯れる おどける

ヒラクチ マムシ  蝮 クサリヘビ科の毒蛇《日ポ》

ビンク ニッポンアカガエル

ひんまがる【曲がる】bend 曲がってしまう

 

 ふ行

ふあんびゃー ふあんべー【不塩梅】 具合が悪い 都合が悪い

ぷー 食う eat 食べる 「パンぷう」《高浜》

ふうがじん〈風雅人〉 偏屈人 変わり者 頑固者 いっこく者

ぶげんしゃ 近世語【分限者】 金持ち 富豪 rich man 《日ポ・京》

ふたりばりー ふちゃーりばり 二人お揃いで avec

ふとう ふとーげん ふとうに 太く 太さ加減に 大き目に

ふれーひゃーる ふれーへーる 《五和》 風呂に入る 入浴する

ふんしゃがる ふんちゃがる 踏む tread on 踏み付ける

 

 へ行

へーノへーっとる 蝿が入っている 《佐伊津 五和》

へぐらし 古語【日暮らし】 夕暮れまでの残業 ②終日

へしくずす へちくずす【圧()し崩す】 圧力で潰す 打ち壊す

へつらう【諂ふ】 阿(おもね)る ご機嫌を取る 追従する

べらっと べらり 全部 all みんな 総て ことごとく

へりくりかえる へりくりかやる 反り返る

 

 ほ行

ほいしぇな ほーせな それだから  だから 《佐伊津》

ボウ  《ポルトガル語》abobora ウリ科の野菜 菊座型

ほうらつか 古語【放埒(はうらつ)】 無駄にする おびただしい《日ポ》

ほたえる ほたゆる 近世語【ほたゆ】 戯れる 暴れる 騒ぐ

ほてる ほでる 古語【火照(ほて)る】 暑く感じる 皮膚が焼けて痛む

ほめく 古語【火()めく】 熱を帯びる ②蒸し暑い《日ポ・京》

ぼんのくぼ 古語【盆の窪】 後頭部の窪み 《京》

 

 ま行

まぐらしか 焦れったい 面倒だ 《今津》

ます する 上代敬語【申す】 為申す 為て差し上げる 《栖本》

まつぼり 古語【まつべり】 集め纏める ②へそくり

まめからす 古語【忠実(まめ)】 苦労を厭わず働く 熱心だ ②多情だ

まるくらきゃーて まるくらけーて 丸めて

まゑゃっくだっせ まゑゃっくれなっせ 廻して下さい

まんまんがりゃー 肩車 肩に跨らせて担ぐ てんぐるま

 

 み行

みーっぱっとる 何もしないで眺めている 見て知らぬ振りする

みいみいせろ 見ながらしなさい 時々見張れ

みがんノゆうなりやしたな 凌ぎやすくなりましたね(挨拶ことば)

みぞうか みぞか 古語【無慙(むぞう)】 可愛い darling 可愛らしい

みぞうげ みぞうげん みぞうなげ みぞげ みぞなげ

  古語【無惨気 無慙気】 不憫だ 痛ましい 可哀相 pitible

たむなか みたんなか みっとむなか みっともなか

  古語【見たうもなし】 みっともない 見苦しい 《日ポ》

みゃーしつくる みゃーしとる みゃーすつくる みゃーすとる

  古語【阿(おもね)る 諂(へつら)ふ】 ご機嫌取る

みょうもんのごて 珍しくもないのに

 

 む行

むうらしか むらしか 蒸し蒸しする 湿度が多い 鬱陶しい gloomy

むげー むげなか《上津深江》 むげらしか 古語【惨(むご)い】 無慈悲だ

むさくるしか 汚らしい 散らかしている

むしゃノよか むしゃンよか 武者振りがよい 恰好良い

むぞうがる むぞがる 可愛がる

むぞげムなか むぞげンなか 可愛げがない

むねくじる 胸焼けする 胃酸過多

 

 め行

めいしょンよか 目が冴えて眠気を催さない

めーすかたる めーすとる 古語【阿(おもね)る 諂(へつら)ふ】 おべっかを言う

めげらしか 可哀相だ 《牛深》

めご  竹製の網目籠 天秤棒で担う竹籠《日ポ》

めしくゑー  ご飯を食べなさい 食事しなさい

めノまわった めノもうた めンもうた 目が回った

 

 も行

もだえろ もだえんか 急げ hurry up 早くしろ

もっこす 気質 character 気骨 spirit ②頑固 偏屈人 obstinacy

もっとらん 持っていない 持たない

もようて 古語【舫ふ】 助け合って 共同で 共有で

もんだたん 不成立 役立たない 出来ない ②勃起しない

 

 や行

やおいかん やおなか 容易ではない 苦労する 難渋する

やじぇ()くらしか やじぇ(ぜ)らしか 煩(うるさ)troublesome 苛つく

やしゃーぎれ 葉野菜 野菜類 vegetables

やすがう【安買う】 侮(あなど)contempt 見下す 《竜ヶ岳》

やっとうあんなした やっとからしたなー やっとじゃんなした

   (遠路)ご苦労様でしたね

ヤノヲ アイゴ  バリ  ヤー

やのいろだつ やのよる 内出血する

やは(ヮ)なか 古語【やむごとなし】 大変だ 大儀だ

タロウ【山太郎】 モクズガニ 毛蟹

ウ ヤモモ〈楊梅〉 ヤマモモ科の常緑高木

やるしゃな やるせなか 気が揉める どうにもならない 切ない

 

 ゆ行

ユウゴ【夕顔】 瓢 瓢箪 ②南瓜 pumpkin

ゆうまじみ 夕空 夕暮れ evening 《御領》

ゆたーっと ゆっくらーと ゆっつらーと ゆったりと のんびりと

ゆたぶる 液体の入った容器を揺する swing

ゆっさんご〈鞦韆(ブランコ)〉ブランコ《ポ》 balanco 《手野》

 

 よ行

ようじゃして【様態】mode 散らかして 散々な有様

よかいちり よかばっかり 良いことずくめ 言うことなし 最高

よかろうもん よかろもん 良いだろう 良いと思うよ

よさり 古語【夜さり】 夜更 ※〔さり〕は、やってくるの意

  夜 night 晩 evening 《日ポ・京》

よしのく〈止し退く〉 遠慮して中座する 引き下がる

よそあしか よそわしか 古語【様相悪し】 不潔だ dirty 汚い

よったり《京》 よっちゃーり よっちゃり《新和》【四人】

ヨナバ  ツツジ科常緑潅木 馬酔木

よよーして よよこて よよんこて よんよこて 古語【やうやう】

  漸(ようや)くのことで やっと ②次第に

よんノよして 古語【夜夜して】 一晩中 夜もすがら all night

 

 ら行

らちあかん 古語【埒(らち)明かぬ】 捗らない 決まらない《京》

ランプゥ ランポ  《オランダ語》lamp ランプ 洋灯

 

 り行

りくうか りくか りこうか りこか 古語【利口】 賢い 智恵者

りゅうしわら りょうしわら 漁村 fishing village

 

 れ行

レッコー let go 投錨(海洋語)anchring 《牛深 佐伊津 苓北》

 

 ろ行

ロウハッセン〈南京豆 唐人豆 異人豆〉 落花生(ラッカセイ) peanuts

 

 わ行

ワクド  ワック《ポルトガル語》wakudo 蝦蟇 蟇蛙 toad

ワシワシ ワセワセ〈熊蝉〉 クマゼミ

わせンむこどん〈早稲の婿殿〉 稲夫(つま) 稲光 雷光 春雷

わゃーた【沸いた】 お湯が煮立った

 

ゑ行
ゑーた ゑゃーた【沸いた】 お湯が煮立った

ゑーておく ゑーとく 置いとく

ゑーぅゑ  置いといて《下浦》

 

 ん行

んーにゃ んーね【否】 否違う いいえ no

んだく 上代語【抱(うだ)く】embrace 抱く 抱える 懐(いだ)

んぶる んむる んめる 薄める ②冷ます cool 熱い湯に水を注ぐ

んまか【旨い】 delicious 美味しい sweet ②上手 skillful

ンマゴヤシ【馬肥やし】マメ科 〔う〕の転音